日本の卓球をプロ化で劇的に変えたい 松下浩二=Tリーグチェアマン/734
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日本人初のプロ卓球選手として“レジェンド”的存在の松下浩二さん。自身がプロ選手として活動していく中で、現役時代から育んできた夢が日本に卓球のプロリーグをつくることだった。その夢は、自らTリーグを立ち上げたことで、大きく広がり始めた。
(聞き手=村田晋一郎・編集部)
── 日本初のプロ卓球リーグ「Tリーグ」が昨年10月開幕しました。卓球のプロリーグ構想は数年前からありましたが、ようやく実現しましたね。
松下 2016年12月に日本卓球協会からTリーグの承認を得て、17年4月に一般社団法人Tリーグを設立したことがスタートでした。ですから1年半の間に全速力で立ち上げたことになります。一般社団法人の設立時に18年10月の開幕を決めましたが、まだ参加するチームは決まっていない状態でした。
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週刊エコノミスト
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