コートジボワール タクシーの「劣悪環境」 経済成長にブレーキか=金森賢治
有料記事
コートジボワールのアビジャンは近年大気汚染が深刻化している。その元凶になっているのが「歩けば当たる」と言われるほど数の多い年代物のタクシーとみられる。特に11月~2月は、ハルマッタン(西アフリカのギニア湾湾岸地方に吹く局地風)による砂塵(さじん)と排ガスが混ざり花粉症状態になる日本人駐在員もいる。
当地では公共交通網が未発達であり、タクシーはビジネスだけではなく、買い物にも使われる市民の貴重な交通手段だ。当地の伝統的な女性の衣装では乗…
残り330文字(全文550文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める