マーケット・金融デジタル化時代になくなる銀行、残る銀行

キャッシュレス決済で逆襲 みずほ「Jコイン」の算段=高橋克英/2

    Jコインペイの仕組み(イメージ)
    Jコインペイの仕組み(イメージ)

     みずほフィナンシャルグループ(FG)がメガバンクで初めてスマートフォン(スマホ)を使ったキャッシュレス決済に本格参入する。この分野では後発になるものの、メガバンクにしては動きが早く、銀行がキャッシュレス化で主導権を握るという強い意思を示したと言える。

     みずほFGは2019年3月1日、デジタル通貨「Jコイン」を発行し、スマホで二次元コード(QRコード)を読み取って決済する「Jコインペイ」を始めた。ユーザーはスマホに専用アプリをダウンロードして、銀行の預金口座からJコインをチャージする。Jコインを使って加盟店で決済できるほか、個人間の送金もできる。

     スマホ決済では、ソフトバンクとヤフーのペイペイやSNS(交流サイト)大手のLINEなどIT企業や決済ベンチャーが先行する。みずほは銀行が持つ預金口座を生かしたサービスで巻き返しを図ろうとしている。

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