厚労省の女性次官候補 統計不正で「黄信号」
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毎月勤労統計の不正調査問題が厚生労働省の幹部人事に影響を及ぼしそうだ。定塚由美子官房長=写真=は村木厚子元事務次官以来の女性次官候補、それも久々の旧労働省出身とあって期待を集めていたが、不正調査問題の特別監察委員会による聞き取り調査に同席して批判を浴び、次官への道に「黄信号」がともっている。
定塚氏は東京大学卒で1984年に旧労働省に入省。昨夏、厚労省社会・援護局長から官房長に抜てきされた。国会対策などで激務の官房長に女性が就くこと…
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週刊エコノミスト
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