シーメンス、中国と提携で消えた三菱重工との再編劇
有料記事
ドイツのシーメンスは3月26日、業績不振のガスタービン事業立て直しに向け、中国国家電力投資(SPIC)と包括的な戦略提携をすることで合意した。一部で浮上していた三菱重工業とのガスタービン事業統合は消えることになる。
シーメンスは昨年9月、SPICとガスタービン事業の協力で覚書を交わしており、これをさらに発展させた。SPIC子会社のガスタービン企業と技術協力契約も結んでおり、提携によって中国市場を今後の最重要市場と位置づ…
残り319文字(全文531文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める