新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 海外企業を買う

マリオット・インターナショナル 世界最大級のホテルグループ=小田切尚登/235 

ベトナム・ハノイのJWマリオット・ホテル。2月の米朝首脳会談時、トランプ米大統領が宿泊した(Bloomberg)
ベトナム・ハノイのJWマリオット・ホテル。2月の米朝首脳会談時、トランプ米大統領が宿泊した(Bloomberg)

 ◆Marriott International

 マリオット・インターナショナルは、ホテルを中心とする宿泊施設の運営・フランチャイジング・ライセンシングを行う企業だ。約130カ国で事業を展開。グループ全体で130万を超える室数の67%は北米で、アジアが16%、その他地域が17%となる。

 部屋の稼働率は73・2%で、1部屋当たりの平均売り上げは117・37ドル(約1万3000円)、稼働している部屋の平均的な売り上げは160・37ドル(約1万8000円)である(2018年末時点)。同社は世界のホテルチェーンのリーダー的存在で、部屋数や売り上げなどで世界最大の規模を誇る。

 創業は1927年。事業当初は禁酒法の時代で、ノンアルコール飲料を販売していたが、57年に最初のホテルを開業。創業者ウィラード・マリオット氏の息子であるビル・マリオット氏が急成長させた。今も同氏は会長を務めており、マリオット家の経営への影響力は残っている。

残り2448文字(全文2862文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事