オートゾーン 米国最大手の自動車部品小売業=岩田太郎/234
有料記事
◆AutoZone
オートゾーンは1979年に創業した自動車部品小売りの米国最大手だ。米国5618店、メキシコ564店、ブラジル20店の合計6202店を展開する。
店舗では、バッテリーやホース、マフラーなどの自動車部品から、不凍液やオイル、フィルターなどのメンテナンス用品、携帯電話ホルダーやフロアマット、車内音響製品などのアクセサリーまで幅広く取り扱う。
米国における自動車販売は好調だ。同社は、米国の自動車保有台数が2年後の2021年に2億9000万台まで拡大すると予想している(現在は約2億5500万台。15年・IRF=国際道路連盟統計)。近年のクルマは耐久性に優れるため、定期部品交換や故障の際のパーツ交換などの需要が増えており、自動車の保有台数増とともに、売り上げが堅調に伸びていくことが見込まれる。
残り2511文字(全文2867文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める