週刊エコノミスト Onlineデジタル化時代になくなる銀行、残る銀行

増えるネット証券連携 効果薄い「資産囲い込み」=高橋克英/6 

    (注)ピンク表記は共同店舗設置銀行(出所)SBI証券、楽天証券などの資料を基にマリブジャパン作成
    (注)ピンク表記は共同店舗設置銀行(出所)SBI証券、楽天証券などの資料を基にマリブジャパン作成

     ネット証券会社と提携して資産運用ビジネスを強化する動きが、地銀中位行や下位行を中心に広がっている。ただ、手数料収入の利幅は薄い上に事業の将来性も少なく、銀行にとって大きなメリットがあるとは言い難い。

     SBI証券と提携する静岡県地盤の清水銀行の場合、顧客は銀行ウェブサイトを経由してSBI証券の証券総合口座を開設し、SBI証券が取り扱う国内外の株式、投資信託や仕組み債などの金融商品を購入したり、サービスを利用したりできる。清水銀行にとっては、自前の受発注システムを持たずにシステムコストや人件費を抑制しながら、顧客に多様な金融商品を提供できるメリットがある。

     SBI証券は、清水銀行との提携を皮切りに、愛媛県の愛媛銀行、千葉県の京葉銀行など地方銀行を中心に3…

    残り847文字(全文1177文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    2月4日号

    AIチップで沸騰!半導体第1部 世界の開発最先端14 GAFAも開発に乗り出す AIチップの8兆円市場 ■津田 建二/編集部18 Q&Aで分かる AIチップ ■編集部/監修=本村 真人21 インタビュー ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP) 山本達夫 社長「推論用AIチップのコア開 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット