「東京五輪で選手にメダルを獲得する自信を」=トム・ホーバス バスケットボール女子日本代表ヘッドコーチ/741
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2020年東京五輪でメダルに近い球技の一つと言われるのが、女子バスケットボールだ。けん引役となるのは、女子日本代表で初の外国人ヘッドコーチ(HC)、トム・ホーバス氏。「チャレンジング・トム」の異名を取る米国人指揮官に、指導にかける思いを聞いた。
(聞き手=元川悦子・ライター)
── 2020年東京五輪の前哨戦と言われた昨年9月のバスケットボール女子ワールドカップ(W杯)は、準々決勝で中国に惜敗し、9位敗退となりました。
ホーバス 1次ラウンド初戦でスペインに黒星から入り、続くベルギーとプエルトリコに競り勝って、我々は準々決勝に進みました。相手の中国とは過去10回対戦して6~7回は勝っていた。日本のバスケットを40分間やれば勝てるはずでした。が、あの日に限っては、持てるすべての力を出し切るという部分が足りなかった。女子日本代表は試合が少ない分、輝ける舞台はわずか。限られた中で力を出さないといけません。
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週刊エコノミスト
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