【週刊エコノミスト創刊100年キャンペーン実施中】いまなら週刊エコノミストオンラインをお申し込みから3カ月間無料でお読みいただけます!

週刊エコノミスト Onlineグローバルマネー

迷走する日本経済を直視しない政治

日本がアジアで最も豊かな時代は過ぎ去ったが・・・・・・(Bloomberg)
日本がアジアで最も豊かな時代は過ぎ去ったが・・・・・・(Bloomberg)

 平成の30年間、さまざまな困難が日本経済を襲ったが、この間の経済政策は、迷走を続け今日に至っている。そしてアベノミクスは迷走に、さらに拍車をかけているようにみえる。

 最大の問題は、謙虚に経済の現実を直視してこなかったことだろう。日本経済はもはや規模のうえで、かつてのような経済大国ではない。世界全体のGDP(国内総生産)に占める日本のシェアはこの間、16%から6%程度に落ち込んだ。それでも、日本はアジアで最も豊かだと誤解している人がいるが、1人当たりの所得ではシンガポールに大きく離され、香港に抜かれて韓国に迫られている。

 だが、経済規模は単にフランスやイギリス並みの普通の国になったということであり、決して悲観することではない。労働力人口の減少で日本経済の実力は1%以下の成長力に陥っているが、現政権はこうした「不都合な真実」を軽視し、達成不可能の成長目標を掲げている。そればかりか、持続不可能な金融政策を日銀に強い、一時的な税収の増加分を財政再建ではなくバラマキに使っている。

残り598文字(全文1040文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら3ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月6日号

狭まる包囲網 税務調査 富裕層、暗号資産、リベート……14 国税が示す相続財産評価 “伝家の宝刀”の3基準 ■加藤 結花17 狙われる富裕層 海外口座情報は190万件超 円安で多額の為替差益に注意 ■高鳥 拓也20 海外財産 「3調書」が国税の捕捉の武器 富裕層を狙い提出義務者拡大 ■多田 恭章23 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事