国際・政治グローバルマネー

米中貿易交渉が「長期化」する理由

     米中貿易交渉が、当初の見込みよりも長期化しており、いまだ合意に至っていない。貿易交渉の本質は、米国が中国の技術盗用を阻止するため知的財産権保護体制の強化を求めていることにある。両国の国家体制の根幹にかかわる問題でもあり、互いに妥協するのは難しい。一方で、交渉を決裂させることも、双方が大きなリスクを伴う。交渉が長期化しているのは、それしか落としどころがないからだ。

     当初は今年3月までとされた米国による制裁関税引き上げの交渉期限は、現在は「米中合意まで」見送るとさ…

    残り778文字(全文1011文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    11月26日号

    食肉 大争奪16 豚肉が不足する中国の爆買い 世界の食肉市場を翻弄 ■三石 誠司20 世界の牛・豚データ 中国が牛肉も豚肉も爆食 ■編集部/監修・柴田 明夫22 アフリカ豚コレラは水際で防ぐ ■呉 克昌23 食肉関連15社 日ハム、不二製油、伊藤ハム米久 ■編集部25 混乱(1)TPP、日米貿易協定 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット