週刊エコノミスト Online闘論席

「官房長官は執権もどき」説=片山杜秀

    撮影 川田雅浩
    撮影 川田雅浩

     菅義偉官房長官が次期首相の有力候補。そんな予測をよく耳にするようになった。顧みれば、佐藤栄作も竹下登も官房長官を務めた。官房長官は総理への里程標。そうとも言える。

     だが、官房長官という役職名は同じでも、今と昔では中身がかなり違うだろう。

     冷戦構造崩壊後、日本の政治は、保革政党間や、タテ割りのきつい省庁間の調整に重きを置くいき方から脱しようとした。調整型の政治は「決められない政治」でダメという理屈である。

     脱して向かう先は、もちろん「決められる政治」。決めるのは総理大臣だろう。要するに、日本の政治は米国…

    残り469文字(全文723文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    7月30日号

    乗り遅れ厳禁! 移動革命14 企業、業種の垣根を越える MaaSの底知れない破壊力 ■大堀 達也/加藤 結花17 インタビュー 宮岡冴子 モネ・テクノロジーズ企画・渉外部長  「クルマから得られるデータを付加価値に変える」18 Q&Aで学ぶMaaSの基礎知識 ■編集部/監修=阿部 暢仁20 一目で分 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット