投資・運用同族経営の底力

オーナー企業投信の「独り勝ち」 難局での即断力と長期ビジョン=相山豊/4(最終回)

    日経平均が7年ぶりに下落した昨年末でも、オーナー経営の企業は比較的持ちこたえた(Bloomberg)
    日経平均が7年ぶりに下落した昨年末でも、オーナー経営の企業は比較的持ちこたえた(Bloomberg)

     長期的視点の経営と迅速な意思決定ができるという同族企業の強みを、株式投資に活用する試みが出始めている。

     そうした強みを取り込んで好業績を上げた投資信託がある。東京海上アセットマネジメントの「東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン」だ。昨年は日経平均株価が7年ぶりに前年末に比べて下落し、主に国内株に投資する投資信託も軒並み年初来の基準価格を割ってマイナスリターンとなる中、年初来から上昇。年間リターンは5・76%となり、国内の公募型投信で唯一、プラスリターンを確保した。

     投資先は、経営者が実質的な主要株主である「オーナー企業」。創業者経営の企業が大半だが、2代目、3代…

    残り2043文字(全文2331文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    5月28日号

    5Gで上がる日本株16 経済効果は1000兆円以上 機関投資家も着々と投資 ■村田晋一郎/種市房子19 インタビュー 世界のキープレーヤー サム・ローガン ザイリンクス(日本法人)社長 「増加続ける『FPGA』需要 基地局ベンダーと進む協業」第1部 分野別 注目の銘柄診断20 (1) 検査・製造装置 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    最新の注目記事

    ザ・マーケット