週刊エコノミスト Online2040年の社会保障を考える

高齢者医療の負担増に苦しむ健保組合=大森泰樹

     日本の医療保険は、国民誰もが何らかの公的保険に加入することができる「国民皆保険」制度である。しかし、医療費は毎年約1兆円のペースで増加し、特に高齢者の医療費の伸びが著しい。このため、高齢者の医療費を支える現役世代の負担が過重な今の仕組みのままでは、将来にわたり皆保険体制を守ることは難しくなっている。なかでも会社員の加入する健保組合は大きな危機感を持っており、高齢者医療費の負担の見直しを求めている。

     日本の医療保険は、被用者保険、国民健康保険(国保)、後期高齢者医療制度の三つに大別できる。

    残り2839文字(全文3086文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,000円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    10月1日号

    キャッシュレス大混乱16 「QRコード詐欺」にご用心 簡単な手口で多発する被害 ■村田 晋一郎/加藤 結花19 増税に間に合わない! ポイント還元店舗は全体の3割 ■村田 晋一郎20 賢く選ぶポイント還元 中小は5%、コンビニ大手が独自還元も ■風呂内 亜矢22 キャッシュレスの勝者 スマホ決済は「 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット