半導体 高速通信実現へ機能向上 住友電工が窒化ガリウム=編集部
有料記事
5Gの高速通信を実現するために必要なデバイスが半導体だ。通信速度の進化は半導体の進化と相乗関係にある。微細化技術の進展で、半導体の計算能力や記憶容量が高まり、5G通信を下支えする。「今年の半導体市況は踊り場だが、来年の5Gの本格普及に向けて、半導体と製造装置・材料は潤っていく」と楽天証券経済研究所の今中能夫チーフアナリストは語る。
半導体では、高い計算処理を実現し、なおかつ現場での仕様変更に対応できる「FPGA」(Field Programmable Gate Array=開発現場で書き換え可能な集積回路)の需要が高まっている。FPGAは米ザイリンクスの独壇場だが、日本ではザイリンクス販売代理店のPALTEKの業績向上が期待されている。
残り1039文字(全文1362文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める