山形「大沼」 インタビュー 永瀬孝 大沼社長
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「政投銀は逃げたのだろう」
── 私的整理による再建計画が頓挫した。
■それは否定しない。 我々も(マイルストーンターンアラウンドマネジメントから支援を受けられると決まって)当初は喜んだ。契約書通りに3億円を投資してもらえれば、再建できたかもしれない。
── 資金繰りでマイルストーンが違約した。
■とにかく約束を守らない。出資は当初2017年12月の予定だったが、18年4月に3億円が入金されたと思ったら、すぐに1億円引き出された。その後 、マイルストーンから大沼に融資依頼があった。すぐに返すというので、4回も融通した。
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