マーケット・金融THE MARKET

東京市場 インバウンド関連の好環境続く=三井郁男

    (出所)ブルームバーグより編集部作成
    (出所)ブルームバーグより編集部作成

     今年2月に九州、6月に四国を旅した。九州は中国や韓国から近いこともあり、こんなところにまで、というほど、隅々まで外国人観光者が訪れていて驚くばかりだった。四国も九州ほどではないが同じような状況だ。

     訪日外国人(インバウンド)の好影響が最も早く表れた沖縄県は、現在も外国人観光客が増加していて2019年2月までの1年間に約300万人が訪れた。観光収入は増加を続け、県内経済を押し上げている。失業率は2・5%、有効求人倍率は1・2倍、出生率も1・9と高く女性の就業率も非常に高い。観光客向けのホテルや飲食、物販などを含むサービス産業は増加し、就業機会が増加を続けている。家計の収入増が堅調な消費の拡大につながる好循環をもたらしている。

     日本の国内総生産(GDP)の拡大には内需産業の成長や生産性向上が不可欠だが、過当競争によって日本経…

    残り476文字(全文842文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    11月26日号

    食肉 大争奪16 豚肉が不足する中国の爆買い 世界の食肉市場を翻弄 ■三石 誠司20 世界の牛・豚データ 中国が牛肉も豚肉も爆食 ■編集部/監修・柴田 明夫22 アフリカ豚コレラは水際で防ぐ ■呉 克昌23 食肉関連15社 日ハム、不二製油、伊藤ハム米久 ■編集部25 混乱(1)TPP、日米貿易協定 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット