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LIXILグループ総会の波乱 株主提案の瀬戸前CEOが勝利=岩村宏水

 会社とは結局、誰のものなのか──。6月25日、日本のコーポレートガバナンス(企業統治)のあり方を問う、注目の株主総会が開催された。住宅設備大手LIXILグループの定時総会である。

 同社では昨年10月末、前身企業の一つ、旧トステム創業家の潮田洋一郎氏が当時の社長兼CEO(最高経営責任者)の瀬戸欣哉氏を事実上解任したのをきっかけに、深刻な企業統治不全が露呈。瀬戸氏は、トップ交代の過程で「潮田氏から誤解を強いられた」と猛反発し、自身を含む8人の取締役候補を株主提案してCEOへの復帰を目指していた。

 対する潮田氏は、4月18日に業績の大幅下方修正で2019年3月期連結決算が500億円超の最終赤字に転落すると発表した際、株主総会後に会長兼CEOを退くと表明した。これを受け、LIXILの指名委員会は現任の取締役を一人も含まない取締役候補10人を株主総会に提案した。

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