週刊エコノミスト Onlineエコノミストリポート

マンションで嫌われる民泊 居住者の視点を軽視したツケ 管理徹底で資産価値向上の可能性=飯田勝啓

繁華街の外国人旅行客(筆者撮影)
繁華街の外国人旅行客(筆者撮影)

 民泊新法の施行から1年が経過した。新法の下での民泊の届け出件数は約1万7551件(6月14日時点)で、1年前の新法施行日(2018年6月15日)に比べると約8倍となっている。一見落ち着いたかに見える違法民泊問題だが、戸建て住宅と違い、多くの人が生活するマンションでは、民泊がトラブルになりやすい。マンションでの民泊の現状と共存の可能性について考えたい。

 施行日直後の民泊仲介サイトには違法民泊が多数掲載されていた。届け出番号の不記載、でたらめな届け出番号の記載など、混乱した状況があった。監督する側の行政でもこうした違法物件に対策を講じた結果、民泊仲介大手の米エアビーアンドビーでサイト上に届け出番号が記載されるようになるなど、1年前の混乱は収まったかのように見える。

残り3161文字(全文3496文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号(8月16日発売)

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事