取扱量伸び悩む豊洲市場 市場外流通の拡大でジリ貧状態 詰め合わせやノウハウ輸出に活路を=森本博行
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東京都の中央卸売市場「豊洲市場」の取扱量が振るわない。2018年10月に日本の食文化の象徴とされた「築地市場」から移転して半年以上が経過したが、この間の水産物取扱量は、移転前の前年同時期と比べ7%近く落ち込んでいる。都庁職員としておよそ20年にわたって市場に携わり、退職後も水産物流通に関わってきた立場から、豊洲市場の将来展望について考えてみたい。
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週刊エコノミスト
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