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週刊エコノミスト Online 編集後記

桑子かつ代/桐山友一

編集部から

 テレビや映画は世相を映すものだ。今年は過去数年間で最高のドラマに巡り会えた。独身男性カップルの日常生活を二人の食事を中心に描いた「きのう何食べた?」はほんわり優しい気持ちにさせられた。

 幸せは特別な出来事がもたらすのではなく、日々の暮らしの中にあるというメッセージのドラマだった。

 来年公開予定の人気スパイ映画「007」シリーズ最新作は、スパイ役が初の黒人女性になるという。今までスパイ映画にあまり関心はなかったが、ぜひ劇場に見に行きたいと思う。成功してほしいと思う。

 世の中はなかなか変わらないと思っていたが、最近のドラマや映画の配役を見ると、明らかに性別上の設定が今までと大きく様変わりしている。

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