週刊エコノミスト Online編集後記

市川明代/吉脇丈志

    編集部から

     2年前、育児に孤軍奮闘する母親の姿を描いたオムツのCMが「ワンオペ育児の礼賛だ」とインターネットで炎上した。当時、長男を出産した直後だった私も違和感を感じた。

     最近気になるのが、絵本のジェンダーだ。母は急な仕事が入り、祖母が幼稚園に迎えにくる。翌朝「どうしてずっと一緒にいてくれないの」と訴える子どもを、母は園への送りの別れ際にハグする──。長男が大好きな絵本で、ジーンとくるのだが、父親が出てこないのはなぜ? 出張中? ワンオペ? と疑問が湧く。ネットで検索すると、「気になって物語に集中できない」という書き込みもあった。

     名作と呼ばれる絵本に登場する「しょうぼうのおじさん」「パイロットのおじさん」という固定的な表現も、よくよく考えれば変だ。将来、炎上の当事者にさせないためにも、ジェンダー・フリーな絵本も読ませなければ、と思う。

    (市川明代)

     1人暮らしの後輩の引っ越しを手伝った。家を訪ねてその荷物の少なさに驚いた。テレビやソファなど大きな家具はない。服も気に入ったものをネットで安く買い、シーズンが終わればフリマアプリを使ってすぐに売ってしまう。面倒くさがりで、狭い部屋にモノがあふれている私とは大違いだ。

     必要最小限のモノしか持たない人は「ミニマリスト」と呼ばれるが、彼もその一人。ただ、車とバイクは両方所有している。聞けば、流行のカーシェアリングにはまったく興味はないという。彼にとって、移動は一人きりを楽しめる貴重な時間。その空間に他人が入り込むのは我慢できないのだそうだ。

     こだわらない部分はとことん身軽になり、浮いたお金と時間を大切なものに集中する。現代のサービスをうまく使いつつ、自分の価値観を大切にする後輩を見て、私も生活を見直す必要があると感じた。

    (吉脇丈志)

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     本誌7月23日号52ページ「丸善丸の内本店 週間ランキング」で日付が抜けていました。正しくは「6月27~7月3日」でした。

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