伊藤忠商事 カナダ養豚事業 日本の消費者好みに育成=鯛健一
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食料カンパニーでは生鮮食品事業の一環として、カナダ養豚業「ハイライフ」に49・9%を出資している。飼料配合から養豚、食肉処理・加工までの一貫生産体制の会社だ。主要出荷先は日本、中国、メキシコで、日本向けが売上高ベースでは58%を占める。日本での販売経路は主に二つある。生肉として全国のスーパー店頭での販売、ハム・ソーセージ加工用や弁当・総菜の材料としての販売で、いずれも持ち分法適用会社(出資比率39%)「プリマハム」と協力している。
売上高は、伊藤忠商事が資本参画した直後の13年度は5億4600万カナダドル(約450億円)だったが、18年度は7億4600万カナダドル(約615億円)と5年間で36%伸長した。日本での売り上げ伸長が寄与している。
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週刊エコノミスト
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