森本特捜部長が3年目へ ゴーン氏の初公判対策か
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東京地検の森本宏・特捜部長が異例の3年目に入ることが確実視されている。オリンパスの粉飾決算事件などを手掛け「特捜部のエース」と呼ばれた森本氏は2017年9月に特捜部長に就任。リニア談合事件を立件したほか、日産自動車のカルロス・ゴーン前会長を会社法違反(特別背任)などとして起訴した。特捜部長は通常、1~2年で交代する中で、森本氏の続投は異例だ。
その背景の一つとして、「10年ぶりの政治案件を狙っているようだ」(関係者)との見立てがある。特捜部は10年に衆院議員だった石川知裕氏を政治資金規正法違反容疑で逮捕・立件した。現在のターゲットには、ある与党議員の名前が取り沙汰されている。
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