移動を便利にする“MaaS” 日本で実証実験が加速=大堀達也/加藤結花
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ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などの先端技術を使って移動サービスの利便性を上げる「MaaS(マース)」(モビリティー・アズ・ア・サービス)に企業が取り組み始めた。
MaaSには(1)道路の渋滞や高齢者や障害者など交通弱者支援といった交通問題の解決のほか、(2)経路検索や乗り換えなど移動ストレス軽減による交通機関の利用促進──などが期待される。MaaSに取り組む各社は移動総量の底上げによって自社サービスのユーザーを増やそうとしている。
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