地域商社に必要な専門人材 いわき信組が越えた壁(上)=浪川攻/26
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金融庁が地域金融機関による100%出資を認める方針を打ち出して以来、がぜん注目度が高まったのが「地域商社」である。
地域経済を構成するファクターである「生産」「流通」「販売」を一気通貫させて、いわゆる地域産業の6次化を実現するプロジェクトである。そして、同プロジェクトのコーディネーターの役割が期待されているのが地域金融機関にほかならない。
金融機関は従来、他社への出資は5%までという「5%ルール」が設けられてきた、今回は、その例外措置として一定の条件が整えば、100%までの出資の道が開かれることになる。
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週刊エコノミスト
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