週刊エコノミスト Online編集後記

桐山友一/稲留正英

編集部から

 9月の3連休に実家の名古屋市へ帰省した。実家近くの今池商店街で開かれていた「今池祭り」をのぞくと、普段は人通りが決して多くはない一帯がカオスの場と化していた。

 強い日ざしの中、ドラム2セットやサックスなどの即興演奏に、マイクを持ったおじさんが時折うなり声を上げ、ひょっとこ面や着流しの人が踊る。

 風船釣りなど子ども向けゲームがあるかと思えば、大道芸や寄席、プロレス、ジャズなどの路上ライブもあちこちで。大人はビール片手にどて煮、子どもはかき氷などをほおばり、みんなが魂を解放していた。

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