週刊エコノミスト Online編集後記

北條一浩/岡田英

     毎朝、4歳の娘と妻と散歩することにしている。「白いゴーヤ、見に行こうか?」がお出かけの合図。近所のお宅の庭にゴーヤがあり、それを勝手に塀の外側からのぞくわけだが、なっているゴーヤの数、位置、実の大きさが日々微妙に変化し、それが娘にはおもしろくてたまらないのだ。

     そしてその白いゴーヤのお宅から少し離れたところに畑があり、キュウリやナス、インゲンなど季節の野菜が育てられているのだけど、この畑の隅にやはりゴーヤの棚がある。こちらのゴーヤは緑色。娘は毎朝、この白と緑の交代劇を確認してから幼稚園に出かけていく。

     たわいない繰り返しに過ぎないが、ここには「定点観測」の基本があると感じている。新奇なようで既視感のある日々のニュースの洪水と真逆で、何の変哲もないようで着実な変化を見つけられる営み。さて、明日はどうなっているかな?

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