大堀達也/浜田健太郎
編集部から
先日夜、数カ月ぶりにファミリーレストランのサイゼリヤに行った。席に着いてメニューの異変に気づいた。大好物の「真イカのパプリカソース」が消えていたのだ。イカの輪切りにカラーピーマンの一種であるパプリカを使った酸味のある甘いソースをかけた副菜で、1皿199円(税込)という安さもあり、サイゼリヤ常連客の定番中の定番だ。これを食べないとサイゼリヤに来た気がしない。
すぐさまスマホで調べると、今年7月で提供を終えたとの情報があり、がっくり。諦め切れず店員に「真イカのパプリカソースはありますか?」と聞くと、「7月で終わりました」。ああ、やっぱりね……。
背景にはイカの漁獲量の激減があるようだ。いまの乱獲・爆食の時代、イカの個体数の回復は望み薄。サイゼリヤのメニューへの復活は養殖・培養肉技術の進展を待つしかないのかもしれない。
(大堀達也)
8月に所用により中国・深センを旅した。深センにも空港はあるが、便数が少ないため香港経由を選んだ。
深センの通関では、「日本人か」と呼び止められ、別室で荷物をすべて開けるよう命じられた。深センで会った日本人ジャーナリストに、「スマホの中身を調べられませんでしたか」と聞かれた。幸い、そのようなことはなかったが、激しい抗議活動の声が響く「境界」の緊迫感を実感した。
「紅いシリコンバレー」と呼ばれる深センの著しい発展ぶりは、2日間の滞在でも垣間見ることができた。タクシーはほとんど電気自動車(EV)で、生まれて初のEV乗車を中国で体験するとは想像しなかった。
往路の経験もあったので、帰路の深セン通関は緊張したが、あっさりと済んだ。香港側の鉄道駅ホームに立った時、「自由な空気」をありがたく感じた。
(浜田健太郎)
■次号のエコノミスト
10月29日号 10月21日(月)発売
ダマされない!
保険の基礎知識&選び方
都合により変更する場合があります。
『週刊エコノミスト』の取材・編集を行う契約社員を募集します。
■応募資格 学歴不問。経済報道の最前線で働く意欲と情熱のある人材を募集します。
取材・編集経験のある人を歓迎します。
■待 遇 月給20万円以上、契約期間1年(更新、正社員登用あり)
■応募方法 下記要項を明記して、メールでご応募ください。
「氏名」「生年月日」「住所・電話番号」「職歴」「志望動機・アピールポイント」「条件面のご希望」
応募の秘密は厳守します。私製及び市販の履歴書を添付いただいても結構です。
■問い合わせ連絡先・応募メールの送信先
Tel:03-6265-6731(毎日新聞出版 採用担当) E-mail:mainichibookssaiyou@mainichi.co.jp
週刊エコノミストのご購読は、定期購読がお得です。
1年(49冊) 27,300円 17%OFF
2年(98冊) 51,500円 22%OFF
3年(147冊) 65,000円 34%OFF
★料金には、送料、消費税が含まれています。
★定期購読およびバックナンバーのお問い合わせは営業部TEL03-6265-6941へ
フェイスブック、ツイッターは随時更新
https://www.facebook.com/economistweekly
https://twitter.com/EconomistWeekly
◎記事内容のお問い合わせ
編集部 TEL03-6265-6743
◎広告掲載
毎日新聞出版 広告部 TEL03-6265-6942