2050年の「自動運転時代」 移動リスク網羅の保険が必要に=篠原拓也
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自動運転の技術開発が進んでいる。これにより、交通事故の減少や渋滞の解消、ドライバー不足の補完、高齢者の移動手段確保が期待される。
システムが運転操作をどこまで行うかにより、表の通りレベルが分かれている。日本では、市場に出ている自動車はレベル2まで。現在レベル3の開発が進められており、来年の市場化が期待されている。レベル5の完全運転自動化が一般化するのは、2050年ごろの見込みだ。
その頃には新たな保険として、(1)製造物責任保険、(2)サイバーセキュリティー保険、(3)インフラ保険の三つが台頭するだろう。
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週刊エコノミスト
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