ロサンゼルス 「クリーンな港」を目指す=土方細秩子
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カリフォルニア州では、10月2日を「大気汚染防止の日」と定めている。それを記念してロサンゼルス市のガルセッティ市長が、ロサンゼルス港で世界初のオール電化式コンテナ積み下ろし機を公開した。
テイラー・マシン社がシステムを開発し、1回の充電で18時間の稼働が可能な1メガワットのバッテリーを搭載。またデータ送信によって稼働状況、バッテリーの残存量、使用エネルギー量などを常にチェックできる。
同市では2030年までに港湾周辺の「無公害化」を目指しており、16のオール電化技術を導入する試みを行っている。トヨタ自動車が技術を提供する港湾内のフォークリフト、大型トレーラーなどもその一部。このほか、大型船舶の排ガス軽減につながる技術も進行中だ。
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週刊エコノミスト
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