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ブラジル 携帯料金は「先」から「後」へ=松本浩治

    スマートフォンの普及が、市場に大きな変化をもたらしている(筆者撮影)
    スマートフォンの普及が、市場に大きな変化をもたらしている(筆者撮影)

     ブラジルではこれまで、低料金で利用できるプリペイド(先払い)方式の携帯電話が大多数の消費者に愛用されてきた。しかし、今年1~5月は450万件のプリペイド方式の契約が解約され、400万件がポストペイド(後払い)方式に移行している。10年前には国内の8割を占めていたプリペイド携帯市場は、今年に入って55%未満まで落ち込んでおり、「近いうちに、ポストペイドがプリペイドを追い抜く」とされている。

     背景にはスマートフォン利用者の増加があり、大手電話会社が無料・無制限の通話サービスや、各種アプリ利用に合わせて通信サービスの充実を図り始めた。これまでは同じ電話会社のプリペイドチップを使うと通話料が無料になるなどの理由から、複数の会社のプリペイドチップを併用するのが当たり前だったが、日本と同じように特定の会社と一定期間の契約を結ぶ形に変わってきた。

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