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ISM製造業指数の不可解な弱さ=藤代宏一

     米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数は、最も有名な米経済指標の一つである。

    「生産」「新規受注」を中心とする5項目から作成され、それぞれが前月から増加・減少したかを問うシンプルな方法で集計されるため、調査時点からおおむね10日以内に公表に至る。国内総生産(GDP)などに比べて速報性に優れているため、金融市場の注目度も高い。それゆえISM指数が上昇する局面では、企業業績に対する期待が高まりやすく、株価が上昇する傾向がある。

     また、日本の生産・輸出統計に先行性を有し(図1)、日本株との連動性も強いため、日本の金融市場でも注目されている。

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