週刊エコノミスト Online不動産コンサル長嶋修の一棟両断

大手の新築でも「安心」は買えない/20

    工事不良で傾いていることが判明した大規模マンション
    工事不良で傾いていることが判明した大規模マンション

     不動産にもいわゆる「大手志向」があるが、その根拠はあいまいだ。タワーマンションや大規模マンションは、誰もが知る大手不動産会社が手掛けるが、中小不動産会社ではダメというわけでもない。立地が良くて間取りもそこそこなら、事業者の規模はさほど問題にならない。

     大手が手掛けたマンションであれば絶対に安心であるとも限らない。過去には基礎工事や配管工事がずさんであることが分譲後に発覚し、大問題になった事例がいくつもある。残念なことに、大規模マンションの欠陥が発覚して大騒ぎになる事例は、数年に1度のペースで起きている。

     三井住友建設が施工を担当し、三井不動産レジデンシャルが2006年に販売を開始した、横浜市都筑区にあ…

    残り925文字(全文1230文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月17日号

    勝つ負ける地銀ランキング18 弱まり続ける「稼ぐ力」 “利益率かさ上げ”のツケ ■大堀 達也/吉脇 丈志19 最新 地銀全103行収益力ランキング23「粉飾倒産」でヤケド負う ■編集部24 東証改革 時価総額500億円未満が1部市場に31行 ■編集部27 “無風”の減益 「益出しのネタ」尽きる “苦 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット