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英国 パブで「お酒のないラグビー観戦」=酒井元実

コーヒーを飲みながら自国チームを応援(筆者撮影)
コーヒーを飲みながら自国チームを応援(筆者撮影)

 日本代表チームの躍進が注目を集めたラグビーW杯。その熱気は、同じく代表チームが快進撃を続けた「ラグビーの発祥国」、英国にも伝わっていた。

 英国から見ると、今大会は大きな時差があるため、早朝にキックオフという試合もあった。それでも「ラグビーはパブで見るもの」というファンは少なくないのだが、ビールを出すと正午以前のアルコール類提供禁止という条例に引っかかる。

 そのような中、ロンドンではパブの店主らが、自国チームを応援するサポーターのために朝食会を催す珍商売に挑戦。筆者にも何軒ものパブから、「朝食会に来ませんか?」とメッセージが送られてきた。自宅で見ればいいじゃないかと思いきや、やはりいつものメンバーで盛り上がりたいのだろうか、大男たちがコーヒーとパンを食べながら、テレビに流れる戦況を見守るという異様な光景が繰り広げられた。

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