週刊エコノミスト Onlineチャイナウオッチ 中国視窓

チャイナウオッチ 海外ブランドを“爆買い” アパレル企業の躍進とひずみ=岩下祐一

    深圳歌力思服が中国で運営するドイツ発の高級レディース「ローレル」(筆者撮影)
    深圳歌力思服が中国で運営するドイツ発の高級レディース「ローレル」(筆者撮影)

     中国のアパレル企業による海外ブランドの買収やライセンス展開が、ここ数年増えている。昨年までは、地元メディアが“買買買(爆買い)”と揶揄(やゆ)するほどの勢いだった。

     爆買いの筆頭は、山東如意グループ。この3年間で40億ドル(約4400億円)強を投じ、英高級ブランド「アクアスキュータム」や、香港上場で「ダーバン」など高級紳士服ブランドを扱う利邦(トリニティー)、スイスの高級ブランド「バリー」などを傘下に収めた。計30ブランド超、世界6000店強を運営し、「中国版LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループを目指している」(地元メディア)と言われている。

     祖業は紡績で、「利益率の向上を長く課題としてきた」(同社に出資する伊藤忠商事関係者)。“川下”であ…

    残り986文字(全文1316文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月17日号

    勝つ負ける地銀ランキング18 弱まり続ける「稼ぐ力」 “利益率かさ上げ”のツケ ■大堀 達也/吉脇 丈志19 最新 地銀全103行収益力ランキング23「粉飾倒産」でヤケド負う ■編集部24 東証改革 時価総額500億円未満が1部市場に31行 ■編集部27 “無風”の減益 「益出しのネタ」尽きる “苦 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット