テクノロジーエコノミストリポート

ゲノム編集食品 「痕跡」残らぬ技術に虚偽の恐れ=塚谷裕一

    ゲノム編集を使った大豆の畑(米ミネソタ州)(Bloomberg)
    ゲノム編集を使った大豆の畑(米ミネソタ州)(Bloomberg)

     この10月、ゲノム編集によって作られた食品の届け出制度が始まった。これを機に、ゲノム編集食品がすぐにも出回ると報じられているが、果たしてどうか。そもそもゲノム編集と、すでに食品に応用されている遺伝子組み換えは何が違うのか。そのあたりは十分解説されていないようだ。潜在的な経済効果の大きなこの技術については、より正確な情報提供が必要である。

     まずゲノム編集と遺伝子組み換えの違いに触れよう。多くの報道では、両者は別ものであるかのように解説し…

    残り3544文字(全文3764文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月17日号

    勝つ負ける地銀ランキング18 弱まり続ける「稼ぐ力」 “利益率かさ上げ”のツケ ■大堀 達也/吉脇 丈志19 最新 地銀全103行収益力ランキング23「粉飾倒産」でヤケド負う ■編集部24 東証改革 時価総額500億円未満が1部市場に31行 ■編集部27 “無風”の減益 「益出しのネタ」尽きる “苦 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット