欧州で代表を支える=藤田俊哉・日本サッカー協会強化部会員/772
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欧州で築いた幅広いネットワークと行動力を買われ、欧州に駐在してサッカー日本代表を支える藤田俊哉さん。元日本代表としても活躍した名プレーヤーに、挑戦と葛藤の歩みを聞いた。
(聞き手=元川悦子・ライター)
「世界から文句なしに強いと言わせたい」
「日本サッカーのために欧州で指導者としても認められることが必要」
── 昨年9月から日本サッカー協会(JFA)技術委員会の強化部会員として欧州に駐在しています。普段はどんな仕事を?
藤田 日本代表の海外組は増加の一途をたどっています。11月14日の2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選キルギス戦でも、招集メンバー23人のうち16人が欧州クラブの所属でした。その他の選手を含め、欧州の主要リーグには現在、約40人の日本人選手がいます。日本人選手が所属するクラブを訪問したり、出場する試合を見たりすることにほとんどの時間を費やしています。
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週刊エコノミスト
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