教養・歴史書評

『円谷幸吉 命の手紙』『開かれた対話と未来』『革命と戦争のクラシック音楽史』『経済がわかる 論点50 2020』

     東京五輪のマラソンで銅メダルを獲得しながら、有名な遺書を残して自殺した円谷幸吉。謎多き事件の真相に、彼や周囲が生前残した膨大な書簡や証言から迫った。かねて指摘されていた上司の自衛隊体育学校長との確執、婚約破棄、けがによる成績不振が圧力になったことを裏付ける。死の直前まで付き合っていた女性がいたという意外な事実も。親族や友人らを気遣う優しくて明るい彼の姿に救われる。こんな悲劇が繰り返されないよう切に願う。(W)

     本書で解説するオープンダイアローグとは…

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