週刊エコノミスト Online独眼経眼

製造業指標は見かけ上改善へ=藤代宏一

    (注)季節調整値 (出所)Refinitivより筆者作成
    (注)季節調整値 (出所)Refinitivより筆者作成

     目下、日本の製造業は半導体を中心に底打ちの兆候が認められる。半導体は次世代移動通信システム「5G」、モノのインターネット「IoT」、人工知能「AI」、「自動運転」といった有望なテーマに囲まれており、それらに関する需要が復調気配にあるようだ。他方、その他製造業は総じてさえない。指標によっては目を疑うほど弱いものもある。

     その代表格が設備投資の先行指標とされる工作機械受注だ。工作機械は自動車、スマートフォンなどの金属部品の製造に多く用いられることから、その受注動向はこれら製品の生産に先立って増減する傾向がある。いわば、完成品メーカーの生産計画を映し出す鏡のような存在と言える。

    残り761文字(全文1051文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月10日号

    中国発世界不況 新型コロナショック20 連鎖する“新型肺炎ショック” 日経平均「1万4000円」も ■岡田 英/浜田 健太郎24 自動車 中国ディーラーの7割「客ゼロ」 ■鈴木 貴元25 ハイテク PC・スマホの期待感しぼむ ■大山 聡26 インバウンド 中国客40万人減が日本の景気冷やす ■横山  [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット