ニューヨーク 歩行者天国で混雑緩和狙う=冷泉彰彦
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11月末の感謝祭が終わると、ニューヨークは、年末のキリスト教のクリスマスとユダヤ教のハヌカの祝日へ向けてにぎわう。買い物客に加えて、コンサートなどのイベントに参加する人も増え、マンハッタン島内は混雑するが、何といってもその中心はロックフェラーセンターだ。有名なスケートリンクの後ろに設置される巨大なクリスマスツリーは、美しい電飾が施され、世界中から見物客が殺到する。
ニューヨーク市役所は歩行者の混雑を緩和するために、今年から12月に限り自動車の乗り入れを制限する「歩行者天国」を開始した。49丁目と50丁目が5番街と6番街の間で完全通行禁止。5番街と6番街は右左折禁止となり、車線も制限される。午後から深夜までの時間帯で行われ、日曜日は午前中から深夜までが対象だ。
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週刊エコノミスト
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