新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

ベラルーシ 20~30代の起業熱高まる=大前仁

常にシリコンバレー時間に留意(筆者撮影)
常にシリコンバレー時間に留意(筆者撮影)

 旧ソ連のベラルーシではルカシェンコ政権の統治が25年も続くが、近年はデジタル経済の推進に力を入れている。このような状況下で、20〜30代が経営するスタートアップ企業も増えている。

 首都ミンスクの中心部にある「イマグル」は自社オフィスを持たない起業家が使える共有のスペースである。2013年に開設されて、現在は1カ月に1万人近くが利用しているという。

 約1年前に起業したビタリーさん(36)は、自閉症の子どもたちが社会性を身につける機材などの開発に当たる。本場のシリコンバレーにも投資家がいることから、スカイプなどを使い連絡を取り合う。別のスタートアップを経営するアレクサンドルさん(32)もこの施設で、今の共同経営者と出会った。

残り192文字(全文507文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事