週刊エコノミスト Online学者が斬る・視点争点

SDGs経営を効果的に進めるには=金藤正直

    (出所)Cetinkaya,et,al.,(2011)、45ページを基に筆者作成
    (出所)Cetinkaya,et,al.,(2011)、45ページを基に筆者作成

     2015年9月に国連サミットでSDGsが採択されて約4年が過ぎた。SDGsでは、地球上の「誰一人取り残さない」持続可能な社会を実現するために、30年を期限とする17の目標、169のターゲット、232の指標が設定されている。これを達成するためには、国だけではなく、自治体や企業などとの連携が必要だ。

     こうした組織や団体は、自分たちに何ができるか、また何をすべきなのかを、まずは検討しなければならない。そこで、SDGsをビジョン・戦略に組み込み、その実現を目指して有効的かつ効率的な運営・管理を行うための「SDGs経営」が求められている。

     例えば、キリンホールディングスは、長期経営構想の非財務目標に、「資源循環社会の実現」や「人々の健康への貢献」などを掲げている。コニカミノルタは、強みであるデジタル技術に最先端技術を融合させ、それをもとに国内の介護現場や新興国の医療の課題に応える取り組みを進めている。

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