新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online ワールドウオッチ

ニューヨーク GDP成長拡大中の郊外区=冷泉彰彦

マンハッタン島に向かうスタッテン島フェリー。通勤で利用する人も多い。Bloomberg
マンハッタン島に向かうスタッテン島フェリー。通勤で利用する人も多い。Bloomberg

 ニューヨーク市は、マンハッタン島、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタッテン島という五つの区で構成されている。中でも、金融センターであり世界有数の商業都市であるマンハッタン島の存在感は大きく、経済規模は国内総生産(GDP)換算で6000億ドル(約65兆円)と中堅国家並みの規模を誇る。その他の各区は、マンハッタンに通勤する人々の居住区、郊外区との位置づけだ。

 米商務省経済分析局が発表した2018年分の地域別GDPデータによれば、その「郊外区」の経済成長が著しい。マンハッタン区のGDPが17年から18年にかけマイナス0・2%と微減した一方、JFK国際空港やアジア系の多い地区などを抱えるクイーンズ区はGDPが前年比5・9%増。若者やスタートアップの起業の地として人気が高まるブルックリン区は同7%増。

残り151文字(全文506文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事