週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ

エジプト 観光業の変革が進む=中田悠治

    再開発や博物館会館は観光客の増加につながるか(Bloomberg)
    再開発や博物館会館は観光客の増加につながるか(Bloomberg)

     エジプト経済にとって、観光収入は海外労働者からの送金、原油輸出、スエズ運河の通航料収入と並ぶ4大外貨収入源の一つと位置付けられているが、2011年の民主化運動「アラブの春」以降、暴動、軍事クーデター、観光客を狙ったテロなどにより、観光収入は長らく低迷していた。しかし、UNWTO(国連世界観光機関)の発表によると、19年は観光客数が1300万人を超え過去最高を記録するなど、ここにきて急速な回復を遂げている。

     現在、エジプト政府は、首都カイロから東に60キロメートルの場所に新首都を建設中だが、首都移転後はカイロ市内で観光客をターゲットとした再開発の計画もあると聞く。また、今年の10月にはカイロ郊外のギザに、「大エジプト博物館」の開館も控える。ツタンカーメンの黄金のマスクなどの遺品をはじめとし、約10万点を収蔵。ホテルやカンファレンスセンターなども併設される予定だ。空路もエジプト航空が欧州やアジア方面で…

    残り117文字(全文522文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    4月27日号

    未来産業の本命 新エネ、DX、デジタル通貨第1部 エネルギーとデジタルが生む革新14 脱炭素の大開拓時代 革命は日本から始まる ■浜田 健太郎/村田 晋一郎16 新エネ(1) 洋上風力 潜在力は原発500基分 ■宗 敦司19 (2) 送配電 「直流送電」で再エネ普及へ ■南野 彰24 (3) 蓄電池 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事