週刊エコノミスト Online編集後記

岡田英/北條一浩

    編集部から

     最近、生後2カ月の長男とようやく目が合うようになった。以前はこちらが顔を左右に振っても一点を見つめていたが、目で追うようになった。ただ、目の前にいるのが誰かまでは分かっていないようだ。

     人間の脳をまねた計算モデルを使った人工知能(AI)は8年前、動画サイトの膨大な画像を学習して「猫」を認識した。当時、その計算処理には1000台以上のサーバーを使ったという。その後、より効率的に計算できる「AIチップ」の開発競争が巻き起こった経緯は今回の半導体特集に盛り込んだ。

     専門家に取材する中で驚いたのは、AIは必ずしも厳密に計算しているとは限らず、途中で計算結果を無視して逆に性能が上がったりするという。そんな話を聞くほど、人間の脳と似ているなと思う。もうすぐ猫を認識するだろう長男が大人になった時、AIはどこまで進化しているだろう。

    残り1094文字(全文1463文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    5月4日・11日合併号

    日本経済大復活第1部14 ワクチン接種で需要大爆発も 「28兆円」が潤す観光や外食 ■神崎修一/桑子かつ代/斎藤信世17 インタビュー 渡辺努 東京大学 経済学部教授 「コロナ版『渋滞予測』で消費と感染防止の両立を」18 カード情報からみる国内消費 旅行、娯楽、外食に明るい兆し ■編集部20 小売り [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事