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オーストラリア 森林火災、政府が支援策強化=守屋太郎

    軍のヘリから降下する消防隊員(豪国防軍提供)
    軍のヘリから降下する消防隊員(豪国防軍提供)

     森林火災で犠牲者29人、焼失家屋2800棟以上の甚大な被害に見舞われている豪州東部は、1月17〜18日に待望の降雨があり、被害の拡大はひとまず食い止められた。被災地の復興に焦点が移る中、後手の対応に批判を受けていたモリソン首相の保守政権は、相次いで追加支援策を打ち出している。首相は1月6日、森林火災復興庁の開設を発表。14日には被災した農林水産事業者に最大7万5000豪ドル(約566万円)の補助金交付を表明した。

     シドニー市街地では直接的な被害はなかったが、東に約100キロ離れた観光地のブルーマウンテンズ国立公園では森林部の8割が焼失するなど、観光業への影響も深刻だ。首相は19日、火災でマイナスイメージを受けた観光業全体を支援するため、7600万豪ドル(約57億円)を拠出すると発表。国内・海外市場向けの販促費、被災地での文化イベント支援、海外メディアや見本市への海外バイヤーを招く費用などに充てる。

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