国際・政治ワールドウオッチ

インド 中韓企業参入でSUV市場が拡大=天野友紀子

起亜自動車の「セルトス」(NNA撮影)
起亜自動車の「セルトス」(NNA撮影)

 自動車業界の低迷が続くインドで、スポーツタイプ多目的車(SUV)市場が拡大している。昨年は中国と韓国の企業が、SUVモデルの発売を通じてインド市場に参入。競争が熱を帯び始めた。

 輸入車も含め50車種以上がひしめくインドのSUV市場で、好調なのは韓国現代自動車の「ベニュー」、中国上海汽車集団(SAIC)傘下MGモーターの「ヘクター」、起亜自動車の「セルトス」だ。新型という強みに加え、ベニューは65万ルピー(…

残り309文字(全文514文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事