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週刊エコノミスト Online 不動産コンサル長嶋修の一棟両断

売れない買えない新築マンション/33 

都心の新築マンションはもはや「高嶺の花」だ
都心の新築マンションはもはや「高嶺の花」だ

 不動産価格のピークアウトが鮮明だ。2012年の民主党から自民党への政権交代以降、「都心」「駅近・駅前・駅直結」さらには「大規模」「タワー」といったキーワードに象徴される物件を中心に価格上昇を続けてきた新築マンション市場だったが、発売戸数は年々減少。好不調を占う契約率も恒常的に70%を割り込むなど息切れ感は明白だ。

 19年の首都圏新築マンション供給は当初3・6万戸と見積もられていたが、ふたを開けてみれば3・2万戸(不動産経済研究所)と大幅減。20年は3万戸を割り込む可能性が高い。

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