新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 ワールドウオッチ

ニューヨーク 市警が顔認証で個人特定=冷泉彰彦

もはや匿名の歩行者ではいられない(Bloomberg)
もはや匿名の歩行者ではいられない(Bloomberg)

 顔認証による個人の特定や情報管理などセキュリティー技術の発展に伴い、米国ではプライバシーの侵害が社会問題となっている。

 2001年に発生した同時多発テロを契機に、多くの監視カメラが設置されたニューヨーク市でも市民の警戒感は強い。中でも、関心を集めているのが、市警が顔認証アプリを開発した企業と非公式に提携しているという話題だ。

『ニューヨーク・タイムズ』紙の今年1月の報道によれば、このアプリはSNS(交流サイト)のデータベースに蓄積された顔写真との照合が可能で、町中の監視カメラの映像や警察官が撮影した写真や動画を基に、高い精度で個人の特定を可能にしているという。

残り202文字(全文485文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事